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TimeTracker FX から(2台のサーバーPCへ)


概要​

TimeTracker FXからバージョンアップして、Web版を利用する環境を構築する手順となります。
今までの環境をデータベース用のサーバーとして残したまま、新しいサーバーマシンにTimeTracker NXのアプリケーションを構築する場合に活用できます。

構成イメージ​

このページで構築した環境では、工数入力やプロジェクト管理など一通りの運用を、Web版だけで実現します。
構成としては下図の環境になります。

install_02_08.png

インストールの全体像​

このページではサーバーマシンのバージョンアップからクライアントPCでTimeTracker NXを利用するまでの手順を紹介します。
(Windows Server 2016で運用しているTimeTracker NXの環境を例にしています。)

全体の流れは以下です。

  1. Web版データベースをデータベースサーバーに作成する
  2. IISを有効にする
  3. Web版をインストールする
  4. セットアップする
  5. クライアントPCからサーバーにアクセスする
バージョンアップ時の注意点

次のリンクでバージョンアップの全体の流れや他ユーザー様で発生したトラブルをご紹介しています。
「TimeTracker FX からのバージョンアップに関するFAQ」

準備する物​

このページでサーバー環境を構築するにあたり、あらかじめ以下の物を準備してください。

必要なもの詳細
TimeTracker FXを運用しているサーバーマシン現在ご利用になっているマシンです。
1433ポートでSQL Server通信ができる状態にしてください。
Windows ServerがインストールされたサーバーマシンTimeTracker NX サーバーを構築するマシンです。
TimeTracker NXのインストーラー一式ダウンロードしたZIPファイルを展開したものです。
TimeTracker NXのライセンスキーが記載されたメールバージョンアップ申し込み後に送付します。
バージョンアップ用の TimeTracker FX のDB次のリンクの手順で以下の2つを作成してください。
「データベースをコピーする」
・ TimeTracker FX のDB
・上記DB に紐づいたサーバー設定ファイル(TimeTracker.config)
バージョンアップ後は破棄しても問題ございません。
備考
  • インストーラとライセンスキーの入手方法は、次のリンクを参照ください。
    「バージョンアップ申し込みフォーム」
  • 上記で作成したサーバー設定ファイルはアップデート時に使用します。
    ファイルを格納したフォルダへのパスをインストーラに指定してください。
TimeTracker FX のバージョン

TimeTracker NX へのバージョンアップは、必ずTimeTracker FX 3.9から実施してください。
3.9より前のバージョンはバージョンアップのサポート対象になりませんのでご注意ください。

1. Web版データベースをデータベースサーバーに作成する​

ダウンロードファイルの中にあるWeb版のインストーラーを実行して、表示されるインストールウィザードの画面に従い進めてください。
インストール手順の詳細は、次のリンクの「1. Web版データベースをデータベースサーバーに作成する」を参照ください。
「Web版インストール(サーバー2台)」

2. IISを有効にする​

Windowsには、標準搭載のWebサーバーであるIIS(Internet Information Services)があり、TimeTracker NXではこのIISを利用します。
IISの機能はデフォルトでは無効になっているので、次のリンクの「1.IISを有効にする」の手順でIISを有効にします。
「Web版インストール(サーバー1台)」

3. Web版をインストールする​

ダウンロードファイルの中にあるWeb版のインストーラー「TimeTrackerNXInstaller(バージョン番号).exe」を実行して、サーバーにWeb版をインストールします。
インストーラーを実行するとインストールウィザードが表示されるので、画面に従い以下の手順で進めます。

install_01_08.png

インストール時の選択肢について

ポートやサイトを選択する必要がありますが、TimeTracker NX のサーバーをインストールするPCに
他のアプリケーションがインストールされていなければ、デフォルトの選択肢で問題ございません。
(他のアプリケーションがインストールされている場合は、アプリケーション間で重複しない値に設定してください。)

  1. 最初の画面で[次へ]をクリックする。

  2. [使用許諾契約]の画面で「使用許諾契約書のすべての条項に同意します」を選択して、[次へ]をクリックする。

  3. [インストールタイプの選択]の画面で「新規インストール」を選択して、[次へ]をクリックする。

    install_01_18.png

  4. [セットアップタイプの選択]画面で「カスタム」を選択し、[次へ]をクリックする。

    install_02_09.png

  5. [カスタムインストールの選択]画面で、[Redisのインストール]を選択して[次へ]をクリックする。

    install_02_11.png

  6. [Redisのインストールの選択]画面で以下を設定し[次へ]をクリックする。

    • Redisにアクセスするポート番号
    • データベース番号(データを保存するデータベースの識別に使用します)
    備考

    RedisはTimeTracker NXのレスポンスを向上させるためにインストールするアプリケーションです。

    install_02_12.png

  7. [インストール準備完了]画面で[インストール]をクリックする。
    インストールが開始されるので、完了を待ちます。

  8. インストールの完了画面で、[完了]をクリックする。

    install_02_10.png

  9. 再度インストーラーを起動し、最初の画面で[次へ]をクリックする。

  10. [使用許諾契約]の画面で「使用許諾契約書のすべての条項に同意します」を選択して、[次へ]をクリックする。

  11. [セットアップタイプの選択]画面で「カスタム」を選択し、[次へ]をクリックする。

install_02_09.png

  1. [カスタムインストールの選択]画面で、[Webアプリケーションのインストール]を選択して[次へ]をクリックする。

install_02_13.png

  1. [Webサイトの選択]画面では、次の2つの選択肢からいずれかを選択し、[次へ]をクリックする。

    • 既存のWebサイト
      以下の場合にリストボックスからTimeTracker NXを登録するWebサイトを選択してください。
      • TimeTracker NX以外にWebサイトやWebアプリケーションが存在しない場合
      • 既存のWebサイトやWebアプリケーションと管理(Webサイトの停止、再起動など)を共通にする場合
    • Webサイトを新規作成
      • 既存のWebサイトやWebアプリケーションと管理を分けたい場合に選択します。
      • 新規に作成するWebサイトの名前(「http://」の後に続く文字列)を入力してください。

    install_02_01.png

  2. [Webアプリケーション情報の入力]画面で[Webアプリケーション名]に任意の文字列を入力して、[次へ]をクリックする。

備考

ここで設定したWebアプリケーション名が、「http://(Webサイト名)/」の後に続く文字列になります。
:::

install_02_02.png

  1. [通信プロトコルの選択]画面で、通信プロトコルを追加有無を選択して[次へ]をクリックする。

備考

「通信プロトコルを追加する」を選択した場合は、「http」または「https」のいずれかを選択して、ポート番号を指定してください。

install_02_03.png

  1. [インストールフォルダの指定]でWeb版のインストール場所を指定して、[次へ]をクリックする。

install_02_04.png

  1. [データベースサーバの選択]画面で各項目を指定して、[次へ]をクリックする。
    指定する情報は、次のリンクを参照ください。:「データベースをデータベースサーバーに作成する」

install_02_05.png

  1. [Redisの接続情報の入力]画面で以下の項目を入力し、[次へ]をクリックする。

設定項目設定内容
ホスト名Redisが稼働しているサーバのマシン名
ポート番号手順6で設定したポート番号
データベース番号手順6で設定したデータベース番号

install_02_07.png

  1. [TimeTracker FX 3.Xとの連携・移行の選択]画面で、「TimeTracker FX 3.Xと連携・移行する」を選択する。
    [フォルダパス]にTimeTracker FX のサーバ設定ファイルを格納しているフォルダを指定して、[次へ]をクリックする。

注意

データベース複製時に作成したサーバー設定ファイルを指定してください。

install_03_03.png

  1. [インストール準備完了]画面で[インストール]をクリックする。
    インストールが開始されるので、完了を待ちます。

  2. インストールの完了画面で、URLのチェックボックスにチェックを入れたまま、[完了]をクリックする。

install_01_10.png

以上でサーバーマシンにWeb版がインストールされました。
この時点では、まだWeb版を利用することができません。
Web版を利用するために、次は初期設定を行います。

4. セットアップする​

サーバーマシンにWeb版プログラムをインストールした段階では、まだWeb版は利用できません。
Web版を利用できるようにするために、まずはシステム全体の設定(初期設定)を行います。
初期設定は[セットアップウィザード]の画面で実施します。

備考

Windowsを再起動するなどブラウザを閉じた場合は、デスクトップ上に存在する[TimeTracker NXセットアップウィザード]のショートカットをダブルクリックして下さい。

セットアップ前にIISの設定を変更する必要があります。

次のリンクでご紹介する操作を実施してください。: 「インストーラの処理完了後に実施すること」

セットアップウィザードでは以下の内容を設定します。

  • ライセンスキーの登録
  • デスクトップ版データベースとの関連付け
  • 管理者アカウントの登録

これらの設定をブラウザで表示したセットアップウィザードの画面に従って以下の手順で進めます。

  1. 最初の画面で[次へ]をクリックする。

  2. [ライセンスキーの入力]画面にて、Web版のライセンスキーを入力して[次へ]をクリックする。

    備考

    ライセンスキーは事前にメールからにてご連絡しております。
    ライセンスキーの入力は、コピー&ペーストで行うことを推奨します。

  3. 以下の情報とメールに記載されたライセンス情報が一致することを確認後、[次へ]をクリックする。

    • プロダクトキー
    • ライセンス期間
    • 組織情報
    • エディション
    • ライセンス数

  4. [データベースの作成方法]画面で「TimeTracker FX 3.X からデータをコピーし、TimeTracker NXのみを利用する(コピー)」を選択し、[次へ]をクリックする。

  5. [管理ユーザーの登録]画面で、TimeTracker NXのシステム設定画面にログインできる管理者ユーザーのアカウント情報を入力し、[次へ]をクリックする。

    備考

    システム設定画面では、アカウントや組織、役割の定義など、TimeTracker NXを利用するために必要な情報を設定します。

  6. [データベース接続情報の入力]画面で、データベースの接続情報(SQL Serverのログイン名、パスワード)を設定する。

    備考

    ここで設定したTimeTracker FXのデータベースに接続します。
    サーバー名、データベース名はインストール時に指定したものです。

  7. [対象プロジェクトの選択]画面で、バージョンアップ後も使用するプロジェクトをチェックし、[次へ]をクリックする。

    TimeTracker FXのデータベースに存在するプロジェクト一覧が表示されます。
    プロジェクトが表示されない場合は[クイック設定]で「すべて」を選択してください。
    後から利用する可能性があるプロジェクトはすべて追加してください。

    備考

    この画面で移行対象に選択しなかったプロジェクトを、後から TimeTracker NX のデータベースに移行することはできません。

  8. [工程分類・作業分類のマッピング]画面で、TimeTracker NX に引き継ぐアクティビティを選択する。

    • 工程分類・作業分類それぞれの項目に、TimeTracker FX 3.Xで設定していた各項目に対応付くアクティビティを「アクティビティ1」~「アクティビティ5」から選択し、[次へ]をクリックする。
    • TimeTracker FX 3.Xでアクティビティを利用していない場合や、マッピングする予定もない場合は「なし」を選択し、[次へ]をクリックする。
    「アクティビティ1」~「アクティビティ5」に対応する項目

    TimeTracker FX 設定画面の「カテゴリ1」~「カテゴリ5」に該当します。
    詳細は次のリンクを参照ください。: 「FXのヘルプ」

  9. [実行の確認]画面でセットアップ内容が表示されるので、データベースの作成内容と管理ユーザーの情報を確認して[実行]をクリックする。

  10. [確認]ダイアログが表示されるので、[OK]をクリックする。

  11. [セットアップの完了]画面が表示されるので、[管理画面へ移動]をクリックして次の手順に進む。

以上でサーバーマシンの準備が整いました。
これでクライアントPCからTimeTracker NXにログインできるようになりました。

引き続きクライアントPCからアクセスするには、以降の手順を参照してください。

5. クライアントPCからサーバーにアクセスする​

クライアントPCからブラウザを利用してTimeTracker NXにアクセスする手順を説明します。
クライアントPCでWeb版を利用するには、ブラウザを起動して以下のURLにアクセスします。

  • http://(TimeTracker NXのサーバーマシン名)/(Webアプリケーション名)/login

ログイン画面が表示されるので、TimeTracker FXで利用していたユーザー情報でログインします。

以上でTimeTracker NXにログインできました。

次のステップとして、ヘルプにて目的に応じたページを参照頂き、機能や操作を確認してください。